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急ピッチで進むレジやATM改良 7月の新紙幣発行へ県内企業対応

 買い物客でにぎわう食品スーパー・ハローズ東古松店(岡山市北区東古松)。顧客が自ら精算するセルフレジに「新紙幣使えます」と書かれたシールが貼られている。

 新紙幣は肖像画を変更し、新たにホログラム技術を導入するなどデザインが一新されるため、機械で判別するにはシステム改修などが必要になる。

 同社は岡山県内外に106店を展開し、セルフだけでなく、従業員が対応するレジも全て、紙幣や硬貨を自動で読み取り精算するタイプを導入。1店平均12台のレジに加え、電子マネーのチャージ機といった機械も新紙幣に対応させるため、昨夏から読み取り部分のソフトウエアの更新などを順次進め、「ほぼ完了のめどが付いた」とする。

 7月3日の新紙幣発行まで3カ月を切り、県内の小売店や金融機関がセルフレジやATMなどの改良を急ピッチで推進。対応の動きを追った。...
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(2024年04月11日 20時18分 更新)

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