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コロナ接種、高齢者は年1回に 来春以降、自己負担発生も

 新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける男性
 新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける男性
 来年度以降の新型コロナワクチン接種を巡り、政府が65歳以上の高齢者ら重症化リスクの高い人を対象に、秋から冬にかけて年1回接種する方向で検討していることが7日、関係者への取材で分かった。重症化予防が目的。費用の自己負担が生じる可能性のある定期接種への切り替えも視野に判断する。

 無料の「特例臨時接種」は来年3月末で終了する方針。重症化率の低下や、法的位置付けが5類に移行したことなどから、政府は特例臨時接種の要件の「まん延予防上の緊急の必要」はないとみなしたとみられる。

 関係者によると、来年度以降に使うワクチンは、流行しているウイルスに応じて毎年選定する。

(2023年09月07日 19時12分 更新)

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