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NY株反落、195ドル安 原油高で物価高止まり懸念

 【ニューヨーク共同】連休明け5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比195・74ドル安の3万4641・97ドルで取引を終えた。原油価格上昇による物価高止まりへの懸念が高まり、売り注文が優勢となった。

 サウジアラビアが原油減産を年末まで継続する方針を示したことで、この日のニューヨーク原油先物相場は指標の米国産標準油種の10月渡しが1バレル=86・69ドルと終値としては約9カ月半ぶりの高値を付けた。インフレが進み、米FRBの利上げが長期化するとの警戒感が強まった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、10・86ポイント安の1万4020・95。

(2023年09月06日 06時05分 更新)

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