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書道通じ平和発信するイベント 長崎の学生、NPT準備委

 3日、オーストリア・ウィーンで「ナガサキ・ユース代表団」が開いた書道を通じて平和を発信するサイドイベント(共同)
 3日、オーストリア・ウィーンで「ナガサキ・ユース代表団」が開いた書道を通じて平和を発信するサイドイベント(共同)
 【ウィーン共同】核問題を学ぶ長崎の学生らでつくる「ナガサキ・ユース代表団」は3日、オーストリアの首都ウィーンで開かれている核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第1回準備委員会で、書道を通じて平和を発信するサイドイベントを開いた。「平和」などについて意見交換し、来場者は筆ペンを使って平和を表現した。

 イベントを行ったのは長崎大と長崎大大学院の学生ら男女計7人。「長崎を最後の戦争被爆地に」とのメッセージを広く共有したいと活動してきた。

 カザフスタンの男性は英語で「各自の心の平和が調和と世界の平和をもたらす」と書いたといい「若い人が核軍縮に取り組むことに関心があった」と話した。

(2023年08月04日 09時21分 更新)

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