山陽新聞デジタル|さんデジ

林業機械に試乗 地場産業を体感 西粟倉で「百年の森林まつり」

運材車の試乗を楽しむ親子ら
運材車の試乗を楽しむ親子ら
 岡山県西粟倉村の自然をテーマにした「百年の森林(もり)まつり」が7月30日、同村影石のあわくら会館一帯で初めて開かれた。子どもらが林業機械に試乗したり、木のおもちゃで遊んだりして地場産業の魅力に触れた。

 村が新型コロナウイルス禍の前まで開いていた「あわくら温泉まつり」などの催しを統合して開催。会館近くの駐車場には木を切る機械や枝を払う機械などがずらりと並んだ。

 運材車のフォワーダは4トンの木材を積載可能な荷台に来場者を乗せて走行。無限軌道で山道の凸凹を物ともしない安定した走りを親子らが体感した。

 家族で訪れた赤磐市の幼稚園児(5)は「荷台が高く、機械の音も伝わってきて面白かった」と話した。

 会館内にはドングリ状の木のボールを敷き詰めたプールや積み木で遊べるコーナーが設けられ、近くのふれあい公園では池に放たれたヤマメのつかみ取りを子どもたちが楽しんだ。

(2023年08月01日 18時28分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ