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北陸地方で線状降水帯 富山で土砂崩れ、男性1人不明

 土砂崩れが起こった富山県南砺市の現場=13日午前
 土砂崩れが起こった富山県南砺市の現場=13日午前
 活発な梅雨前線の影響で13日午前にかけて、北陸で記録的な大雨となった。富山、石川両県では12日夜、線状降水帯が発生。富山県南砺市では土砂崩れが起き、住民に避難を呼びかけていた男性市議(65)が行方不明になった。西日本では日本海側を中心に13日、東日本では14日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降る所があるとして、気象庁は、土砂災害や河川の氾濫に警戒を呼びかけた。

 6時間降水量は、12日夜に石川県かほく市で199ミリ、13日午前に富山県上市町で170・5ミリ、福井県坂井市で140ミリと観測史上最多を更新した。鳥取市気高付近でも午前、1時間に約90ミリの雨が降ったとみられる。

(2023年07月13日 11時49分 更新)

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