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固定直前に橋桁落下か、静岡 調整中にミスの可能性

 落下した橋桁を調べる静岡県警の捜査員ら=7日午後、静岡市清水区
 落下した橋桁を調べる静岡県警の捜査員ら=7日午後、静岡市清水区
 静岡市清水区の工事現場で橋桁が落下し、作業員2人が死亡した事故が、橋桁を橋脚に固定させる直前に起きたとみられることが7日、捜査関係者への取材で分かった。静岡県警は、油圧ジャッキと呼ばれる機械を用いて調整作業している間に人的ミスで落下した可能性があるとみて、作業手順が守られていたかどうかなどを調べている。捜査関係者によると、現時点で油圧ジャッキの故障は確認されていない。

 県警は7日、業務上過失致死傷容疑で現場検証を始めるとともに、無事だった作業員らを聴取。工事受注会社や下請け業者から工事の計画書や作業員名簿などの提出も受けた。

(2023年07月07日 22時06分 更新)

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