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オスプレイの高度制限緩和で合意 日米、沖縄除く山岳地帯

 日米両政府は7日、米海兵隊が運用する輸送機MV22オスプレイの飛行訓練を巡り、沖縄県を除く住宅地上空を避けた山岳地帯を対象に、高度制限を緩和することで合意したと発表した。2012年に策定した安全確保策は、原則として500フィート(約150メートル)以上で飛行するとしているが、山岳地域限定で200フィート(約60メートル)以上500フィート未満へ恒久的に緩める。7月10日から適用する。

 日米は22年、住宅地上空を避けた空域を対象に、9~10月の期間限定で高度300フィート(約90メートル)以上500フィート未満の訓練を実施することで合意した経緯がある。

(2023年07月07日 21時11分 更新)

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