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西・東日本、週末に大雨の恐れ 広い範囲で警報級の可能性

 梅雨前線が本州付近に停滞する影響で、7~10日ごろにかけて、西日本から東日本では雷を伴った大雨となる恐れがあるとして、気象庁は7日、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に警戒を呼びかけた。特に8、9日は九州北部や中国地方、東海、北陸など広い範囲で雨量が増え、警報級となる可能性がある。

 気象庁の主任予報官はピークが週末に当たるとして「予定があると思うが、柔軟に判断、行動してほしい」と話した。

 気象庁は、6月下旬から大雨となった九州や、5月に最大震度6強を観測した石川県能登地方では地盤が緩んでいる地域があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が非常に高まる恐れがあるとしている。

(2023年07月07日 12時53分 更新)

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