瀬戸内市立美術館(同市牛窓町牛窓)の特別展「近代巨匠絵画展―自画像・裸婦から見る日本洋画の変遷と杉山寧」は会期中盤。会場には19日も熱心なファンが訪れ、国内外の一流作家が手がけた名画に魅了されていた。
茨城県で美術館を運営する日動画廊(東京)のコレクションを中心に61点を展示。日本の近代洋画では、明治を代表する高橋由一や「麗子像」で知られる岸田劉生、本場パリに学んだ佐伯祐三らを取り上げ、ピカソ、シャガールら海外作家の自画像なども並ぶ。
昭和の日本画壇をけん引した巨匠・杉山寧の作品は8点あり、コイやクジャクをモチーフにした精巧で躍動感あふれる動物画が目を引いていた。
岡山市南区からの来場者(66)は「それぞれの画家が持つ独自の世界観が垣間見え、とても見応えがあった」と話していた。
山陽新聞社など主催。6月18日まで。月曜休館。毎週木、日曜午後1時半から学芸員らのギャラリートークがある。
茨城県で美術館を運営する日動画廊(東京)のコレクションを中心に61点を展示。日本の近代洋画では、明治を代表する高橋由一や「麗子像」で知られる岸田劉生、本場パリに学んだ佐伯祐三らを取り上げ、ピカソ、シャガールら海外作家の自画像なども並ぶ。
昭和の日本画壇をけん引した巨匠・杉山寧の作品は8点あり、コイやクジャクをモチーフにした精巧で躍動感あふれる動物画が目を引いていた。
岡山市南区からの来場者(66)は「それぞれの画家が持つ独自の世界観が垣間見え、とても見応えがあった」と話していた。
山陽新聞社など主催。6月18日まで。月曜休館。毎週木、日曜午後1時半から学芸員らのギャラリートークがある。
(2023年05月19日 18時25分 更新)