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【シーガルズ】金田修佳選手に聞く ハッとさせられた「野村克也全語録」

【シーガルズ】金田修佳選手に聞く ハッとさせられた「野村克也全語録」

 「まだまだ進化できる。自分をさらに磨いていきたい」―。力強く語るのはバレーボールV1女子の岡山シーガルズで8年目を迎えた金田修佳選手(26)です。2022年度の女子日本代表の登録メンバーに初めて選ばれたことで、自分を見つめ直すことができたと明かしました。

 チームきっての読書家でもある金田選手。最近は元プロ野球監督の故野村克也さんの言葉をまとめた本を読んで、ハッとさせられたそうです。近況や26、27の両日、ジップアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町)で開かれるトヨタ車体戦に向けての意気込みも聞きました。

代表選出で得たこと


 ―ここまでを振り返っていかがですか?

 相手チームは私の攻撃に慣れているし、分析もされています。この状況をどう抜け出していくかが課題になっています。でも、変な焦りはありません。8年目を迎え、チームではベテランと呼ばれる世代になりました。今、若手選手にとても勢いがありますが、いいときと悪いときの波があります。私たちがチームの雰囲気を引き締めることも大事です。若手をサポートする役割も担えたらと思っています。

 ―フルセットで敗れる惜しい試合もありました。

 先ほど話した「波」があって、勝てそうだったのに勝ち切れないゲームもありました。試合をイメージした練習の緊張感を自分からつくり出さないといけないと感じています。

 全員それぞれの課題に対して真剣に取り組んでいます。でも、それだけではチームプレーは良くなりません。チームメートとコミュニケーションを積極的に取って、周りのことを気に掛ける視野の広さや思考の柔軟性を養わないといけません。今はそうやりながらレベルアップに努めています。
【シーガルズ】金田修佳選手に聞く ハッとさせられた「野村克也全語録」

 ―代表メンバー選出の経験も大きいと思います。

 全日本に行って分かったことがあります。みんなずっとしゃべっていてとてもコミュニケーションが密だということです。得点が決まって喜んでいるだけに見えるのですが、「次は(相手が)こうしてくるから、これで決めていこう」と具体的な内容を短時間で伝えているのです。

 自分がスパイクする前に、リベロの選手は「急いで」「後ろ下がって」と声掛けをしてくれました。それも、安心できるスピードとトーンで。これがすごくプレーしやすいことに気づきました。セッターとの連係もそうでした。自分には足りない部分です。状況を見ながらピンポイントで声を出すことを、チームに戻ってからも心掛けています。

 ―大会には出場できませんでしたが、いろんなことを学べたわけですね。

 とにかくレベルが高かったです。日本を代表する選手が集まるので当然といえば当然なのですが…。同時に、大きな実力差も感じました。でも「まだまだ進化できる、私」とも思えました。自分の中にある「一流のプレー」をさらに磨いていきたいです。

(2022年11月24日 09時38分 更新)

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