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持ち株会業務で計算ミス みずほ証、納税額修正も

 みずほ証券は19日、企業から受託する持ち株会の業務でミスがあり、過去2回以上、株式を売却した人の納税額が誤っている恐れがあると発表した。確定申告などでの修正が必要となる。修正申告ができない5年より前の過大納付分については、同社が相当額を会員に支払う。

 みずほ証券によると、持ち株会の会員が株式を売却したときに、取得単価の計算を誤った可能性がある。取得単価が本来より高く計算されていた場合は納税額が過小となっていると考えられ、同社が納税関連の事務手続きを支援する。5年より前の過小納付分については、国税庁と相談する。

 計算に誤りがある対象は340社の517会。

(2024年04月19日 19時32分 更新)

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