山陽新聞デジタル|さんデジ

ミズバショウ見頃 春の息吹漂う 岡山県立森林公園 20日オープン

岡山県立森林公園で見頃を迎えたミズバショウ
岡山県立森林公園で見頃を迎えたミズバショウ
 岡山県立森林公園(鏡野町羽出、上斎原)が20日、冬季閉園を経て約4カ月半ぶりにオープンする。開園前の園内は見頃となったミズバショウなどが春の息吹を漂わせており、待ちわびた来園者を出迎える。

 森林公園(334ヘクタール)は鳥取県境近くの標高840~1100メートルに広がる。管理センターによると、湿地に群生するミズバショウは例年並みの10日ごろに開花。小さな花を包む白い苞(ほう)が上品さを醸し出している。僧侶が座禅を組む姿に似ている赤紫色のザゼンソウや白い花がかれんなキクザキイチゲも彩りを添えており、いずれも5月初旬まで楽しめるという。

 管理センターは「園もようやく春の訪れが感じられるようになった。大自然の中で育まれる季節の山野草を楽しんでもらいたい」としている。

 入園無料。開園は11月末までを予定している。問い合わせは管理センター(0868―52―0928)。

(2024年04月18日 19時37分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ