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狩山四段 児童ら40人に指導対局 父親出身の矢掛 プロの手披露

小学生を相手に多面指しで指導対局を行う狩山四段(手前左)
小学生を相手に多面指しで指導対局を行う狩山四段(手前左)
 岡山県矢掛町ゆかりの将棋棋士狩山幹生四段(22)=倉敷市=が14日、町内の将棋大会で小学生らを相手に指導対局を行い交流した。

 狩山四段は父親が町出身。中川公民館(同町本堀)であった中川将棋教室主催の大会に招かれた。

 同時に6人と対局する多面指しで、子どもから大人まで町内外から参加した40人にプロの指し手を披露。小学生には自身の駒を数枚減らして臨みながらも、数分で詰みに討ち取っていた。終了後には一人一人にアドバイスを送った。

 対局した中川小の6年男子児童(11)は「6人分の攻め方が同時にできるなんて、プロはすごい」と感心し、弟の4年男子児童(9)は「もっともっと強くなって狩山四段に勝てるようになりたい」と話した。

 狩山四段は「子どもの頃から親しんだ矢掛で指導対局ができ、うれしかった。また交流に訪れたい」と語った。

(2024年04月15日 17時29分 更新)

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