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日米、対中国緊密連携で一致 岸田首相、バイデン大統領と会談

 会談後の共同記者会見で握手する岸田首相(左)とバイデン大統領=10日、米ホワイトハウス(共同)
 会談後の共同記者会見で握手する岸田首相(左)とバイデン大統領=10日、米ホワイトハウス(共同)
 首脳会談で握手を交わす岸田首相(左)とバイデン大統領=10日、米ホワイトハウス(共同)
 首脳会談で握手を交わす岸田首相(左)とバイデン大統領=10日、米ホワイトハウス(共同)
 首脳会談を前に、米ホワイトハウスでの歓迎式典に臨む岸田首相(左)とバイデン大統領=10日(共同)
 首脳会談を前に、米ホワイトハウスでの歓迎式典に臨む岸田首相(左)とバイデン大統領=10日(共同)
 【ワシントン共同】岸田文雄首相とバイデン米大統領は10日午前(日本時間10日深夜)、米ワシントンのホワイトハウスで会談し、覇権主義的な動きを強める中国に対し、日米が緊密に連携する方針で一致した。首相は会談後の共同記者会見で日米同盟に関し「今こそグローバルなパートナーとして真価を発揮すべき時だ」と強調。両首脳は核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応で協力を確認した。バイデン氏は、首相が意欲を示す日朝首脳会談への支持を表明した。

 会談で両首脳は日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化が急務とした上で、自衛隊と在日米軍の連携強化に向けた指揮・統制枠組みの見直しで合意した。バイデン氏は「指揮・統制を現代化し、切れ目なく効果的に協力するため相互運用性も向上させる」と述べた。

 中国による力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対する立場を確認。台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、中台問題の平和的解決を促す方針で一致した。中国との対話を継続し、共通の課題での協力も申し合わせた。

(2024年04月11日 07時40分 更新)

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