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中部電力、孫の育児休職導入 2歳になるまで最大2年間

 中部電力は27日、孫の養育を目的とした休職制度を4月から導入すると発表した。孫が2歳になるまでの最大2年間や、働きながら孫が6カ月になるまで最大12週間取得できる。中部電によると、孫のための育児休職制度を導入するのは民間企業では珍しく、大手電力10社では初という。

 社員の生活環境に合わせて柔軟な働き方ができるようにする狙い。労働組合から孫のために使える休暇制度を導入するよう要望があり、社内で検討してきた。

 同時に2025年度の定期採用計画も発表し、24年度と比べ5人増の445人にするとした。送配電事業会社「中部電力パワーグリッド」と販売事業会社「中部電力ミライズ」分も含む。

(2024年03月27日 18時47分 更新)

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