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尊富士「やってよかった」 新入幕Vから一夜明け会見

 大相撲春場所千秋楽から一夜明け、記者会見で笑顔を見せる尊富士=25日、大阪市東成区
 大相撲春場所千秋楽から一夜明け、記者会見で笑顔を見せる尊富士=25日、大阪市東成区
 大相撲春場所で右足首のけがを押して出場し、110年ぶりとなる新入幕優勝を果たした尊富士(24)=本名石岡弥輝也、青森県出身、伊勢ケ浜部屋=が千秋楽から一夜明けた25日、大阪市東成区で記者会見に臨み「自分の手で優勝をつかみたかった。15日間やってよかった」と笑顔で喜びを語った。

 14日目(23日)の朝乃山戦で右足首の靱帯を損傷。自力で歩けないほどの痛みに一度は休場を考えたが、兄弟子の横綱照ノ富士に「おまえならやれる」と背中を押されて出場を決意。単独首位で迎えた千秋楽は豪ノ山を押し倒して13勝目を挙げ「自分でも分からないくらい、無意識に体が動いた」と振り返った。

(2024年03月25日 12時02分 更新)

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