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輪島の簡易住宅、相撲漫画で彩り ちばてつやさん提供

 石川県輪島市の避難所の簡易住宅に張られた、漫画家ちばてつやさんの相撲作品「のたり松太郎」のイラスト=24日午後
 石川県輪島市の避難所の簡易住宅に張られた、漫画家ちばてつやさんの相撲作品「のたり松太郎」のイラスト=24日午後
 能登半島地震で被災した石川県輪島市の避難所で「インスタントハウス(簡易住宅)」を彩ってもらおうと、漫画家ちばてつやさん(85)の相撲作品「のたり松太郎」のイラストのシートが配られている。24日に避難所で報道公開され、ちばさんは「せめて少しでも避難生活が穏やかに」とのコメントを寄せた。

 配布されているのは、主人公の力士坂口松太郎が傷だらけで土俵にしゃがみ込む様子や、賜杯を手にする姿など約10種の絵柄のシート。名古屋工業大の北川啓介教授(建築学)が設置を進める簡易住宅に貼られている。

 石川県は相撲が盛んで、大相撲春場所では津幡町出身の大の里関が活躍した。

(2024年03月24日 18時34分 更新)

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