【ローマ共同】世界的ピアニストとして知られるイタリアのマウリツィオ・ポリーニさんが23日、イタリア北部ミラノの自宅で死去した。82歳だった。地元メディアが報じた。死因は明らかにしていないが、体調を崩していたという。
1942年1月ミラノ生まれ。60年にショパン国際ピアノコンクールで優勝し、音楽家としての名声を高めた。ショパンやベートーベンなどから現代の作品まで幅広いレパートリーを演奏し、世界中の主要なコンサートホールで公演した。74年に初来日して以降、たびたび日本も訪れた。
演奏の正確さから「精密機械」とも称された。近年は体調不良で公演をキャンセルすることもあったという。ミラノの名門歌劇場スカラ座では58年~2023年の間、168回にわたって演奏を披露。スカラ座は声明で「現代の偉大な芸術家の一人で、劇場にとっての模範だった」と死を悼んだ。
1942年1月ミラノ生まれ。60年にショパン国際ピアノコンクールで優勝し、音楽家としての名声を高めた。ショパンやベートーベンなどから現代の作品まで幅広いレパートリーを演奏し、世界中の主要なコンサートホールで公演した。74年に初来日して以降、たびたび日本も訪れた。
演奏の正確さから「精密機械」とも称された。近年は体調不良で公演をキャンセルすることもあったという。ミラノの名門歌劇場スカラ座では58年~2023年の間、168回にわたって演奏を披露。スカラ座は声明で「現代の偉大な芸術家の一人で、劇場にとっての模範だった」と死を悼んだ。
(2024年03月24日 00時13分 更新)