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小田象製粉

自社製小麦粉で作ったパンを手にする渡邊さん(右)
自社製小麦粉で作ったパンを手にする渡邊さん(右)
小田象製粉本社・工場
小田象製粉本社・工場
営業部企画開発課
渡邊未来さん(26) 岡山理科大学大学院理学研究科修了


多様な企画で小麦粉PR
入社の動機


 大学では高校時代から興味があった食品について学び、就活を始めた当初はパンやお菓子の商品開発の仕事に就きたいと思っていました。そんな中、小田象製粉のことを初めて知りました。香川県出身の私にとって、小麦粉は慣れ親しんだうどんの原料。とても身近に感じ、会社説明会に参加しました。そこで当社の機能性小麦粉が持ついろいろな力を知り、興味を持ったことが志望のきっかけです。決め手は、他の多くの企業と異なり、入社選考の段階から営業・製造・企画という三つのコースで調査があり、入社後も希望部署で働けることでした。

仕事内容/やりがい

 企画開発課は、商品のパッケージデザインや新製品のブランディング、広告の企画、お客さま向け講習会の開催、SNSでの発信など、幅広い仕事をしています。「若いからこその想像力」を尊重してくれる社風で、3カ月の研修期間を終えた直後からいろいろな仕事を任されてきました。特に印象に残っているのは、昨年3月に千葉で開催された製パン製菓関連の大きな展示会への出展です。事前に、お客さまのわかりやすさと営業時の使いやすさを重視して商品カタログを刷新。展示ブースは会社一押しの小麦粉が目立つよう設計し、お客さまが納得できるようロジカルな説明パネルもつくりました。営業部から「新規採用につながった」という声に大きなやりがいを感じました。自分で決断しなくてはならないこともありますが、上司や他部署の先輩にも相談しやすい風通しのよさに助けられています。

目標

 小田象製粉が創業100周年を迎える今年は、お客さまに感謝の気持ちを伝えることが会社としての目標です。小麦の無限の可能性を追求した新製品の企画、講習会の開催を通して、感謝の気持ちを伝えたいと考えています。現在は開発担当者から製品の特徴などを聞いてカタログやプレスリリースを作成しているので、もっと製品に詳しくなることが個人的な目標です。例えば、国産だけでも約120銘柄あると言われる小麦の知識を深めたら、自社製品の特長や他社製品との違いをきちんと説明できるようになり、新製品のイメージづくりにも役立つと思っています。

就活生へ

 やりたいことや興味があることを軸に就活をすると、それに近い仕事に就けると思います。リテールサポートカンパニーを掲げる当社では、お客さまの課題解決のためパンや麺類などを日々試作しているので、食べることが好きな方も歓迎です。

小田象製粉株式会社
所在地 倉敷市児島塩生2767-68
電話番号 086-475-2211
ホームページ https://www.odazo.jp
資本金 8000万円/売上高 35億2513万円(2023年3月期)/社員数 34人(男性25人、女性9人)/事業内容 小麦粉、ふすま、各種プレミックス製造販売/事業所 東京営業所、大阪営業所、福山営業所/採用実績 2人(2023年実績)

(2024年03月01日 06時20分 更新)

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