山陽新聞デジタル|さんデジ

ロケット発射数秒、飛び散る破片 見学会場に悲鳴、山林から炎も

 見学場で小型ロケット「カイロス」1号機の打ち上げを待つ人たち=13日午前9時1分、和歌山県串本町
 見学場で小型ロケット「カイロス」1号機の打ち上げを待つ人たち=13日午前9時1分、和歌山県串本町
 ロケットは発射から数秒後に空中で爆発した。機体の破片とみられる物体が落下し、周辺の山林からはオレンジ色の炎も上がった。和歌山県串本町の発射場近くに開かれた見学会場には13日朝早くから発射を待ちわびる人たちが続々と集まったが、打ち上げ失敗のアナウンスに会場内からは悲鳴が漏れた。

 打ち上げから約5秒後、機体は上空で激しく爆発。白煙を上げ、破片とみられる物体が周辺に飛び散った。

 串本町近くの那智勝浦町のホテルに設置された記者会見場。打ち上げ後、スペースワンの広報担当者は「情報確認中」と言葉少なに繰り返すだけだった。

(2024年03月13日 12時36分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ