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地球観測衛星「だいち4号」公開 災害把握に活用、三菱電機

 公開された地球観測衛星「だいち4号」=11日午後、神奈川県鎌倉市
 公開された地球観測衛星「だいち4号」=11日午後、神奈川県鎌倉市
 三菱電機は11日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注し開発した地球観測衛星「だいち4号」を報道陣に公開した。夜間や悪天候でも観測可能なレーダーを搭載、災害時の被害状況把握だけでなく、火山活動や地殻変動などを早期に発見し、防災に役立てることが期待されている。

 2014年に打ち上げた「だいち2号」の後継機。神奈川県鎌倉市で公開された機体は重さ約3トンで、太陽電池パネルを広げると約20メートルの大きさになる。開発費は約320億円。24年度に新型のH3ロケットで種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げる予定。

(2024年03月11日 19時06分 更新)

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