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古川さんISSから帰還へ 半年滞在「あっという間」

 国際宇宙ステーション出発を前にあいさつする古川聡飛行士(前列右端)(NASAの中継から・共同)
 国際宇宙ステーション出発を前にあいさつする古川聡飛行士(前列右端)(NASAの中継から・共同)
 【ワシントン共同】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた古川聡さん(59)ら飛行士4人が日本時間12日未明、地球帰還に向けスペースXの宇宙船クルードラゴンで出発した。18時間余り飛行し米南部フロリダ州沖に着水する。

 古川さんは出発前、ISSから最後のあいさつに臨み「ほぼ6カ月半の滞在は、あっという間だった。(帰還は)うれしくも寂しくもあるが、仕事は仲間が受け継いでくれるので大丈夫。地上に戻っても今回の任務の成果を伝えていきたい」と笑顔で語った。

 古川さんは昨年8月にフロリダ州を出発。ISSでは生命科学や材料科学などの実験に従事した。滞在は2011年に続き2回目だった。

(2024年03月12日 00時32分 更新)

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