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学士候補生ら397人 気持ち新た 岡山、清心女子大でフッド授与式

青と白で縁取られたフッドを持って入場する学生たち
青と白で縁取られたフッドを持って入場する学生たち
フッドを身に着けて祈りをささげる学生たち
フッドを身に着けて祈りをささげる学生たち
 ノートルダム清心女子大(岡山市北区伊福町)で8日、学位を象徴するフッドの授与式があり、学士候補生ら397人が家族や恩師への感謝を胸に、卒業へ向けて気持ちを新たにした。

 電子オルガンの音が響く中、黒のキャップ、ガウン姿の学生たちは青と白で縁取られたフッドを左腕に持ち、一歩ずつ足をそろえて進む「グースステップ」で入場。式中のミサでは、カトリック岡山教会のパヴァン・マルネニ神父が「感謝する心は人生を豊かにしてくれる。感謝を忘れないでください」と呼びかけた。

 学生は「大きな希望と固い決意を持って、このフッドを頂きます」と祈りをささげ、肩や背中を覆うフッドを一斉にまとった。

 フッド授与式は米国の姉妹校から受け継ぐ形で、1期生が卒業した1953年に始まった。新型コロナウイルス禍で2020年は見送り、21、22年は卒業式と同時に行った。学生は14日の卒業式にフッドを身に着けて臨む。

(2024年03月08日 11時37分 更新)

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