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渋沢栄一らにスポット 特別講座 井原で23日から、まちづくり協

 井原市の芳井町まちづくり協議会「風を編む会」は23、24日、市ゆかりの実業家・渋沢栄一(1840~1931年)らにスポットを当てた特別講座とシンポジウムを芳井生涯学習センター(同市芳井町吉井)で開く。

 23日午後3時からの講座は、渋沢の自叙伝「論語と算盤(そろばん)」の現代語訳を手がけた作家・守屋淳氏が話す。シンポは24日午後2時から。7月発行の新紙幣に登場する渋沢ら3人の人物像について守屋氏らが紹介する。

 講座は定員100人で、受講料500円。シンポは定員250人で、無料。希望者はいずれも13日までに、同センターにある用紙で申し込む。問い合わせは同センター(0866―72―1700)。

 渋沢は農兵を集めるために市に滞在し、興譲館(現興譲館高)の初代館長を務めた漢学者・阪谷朗廬(1822~81年)らと親交を深めた。催しは1924年に誕生した旧芳井町の100周年を記念して企画した。

(2024年03月07日 17時07分 更新)

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