山陽新聞デジタル|さんデジ

「ガンダム」マンホールふた公開 井原PRへ田中美術館に2枚

平櫛田中美術館で展示されているマンホールのふた
平櫛田中美術館で展示されているマンホールのふた
 人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターが井原市の魅力をPRする絵柄が施されたマンホールのふた2枚が、市立平櫛田中美術館(同市井原町)で公開され、市民やファンが見入っている。5月6日まで。

 ガンダムの制作に携わるバンダイナムコグループ(東京)が、全国自治体の観光客誘致に協力しようと展開する「ガンダムマンホールプロジェクト」の一環。市が募集に応じたところ選ばれ、寄贈を受けた。備中地域では井原のみという。

 ふたは直径各60センチで、1枚は人気キャラクター「ザクII(MS―06F)」が、市出身の日本近代彫刻の巨匠・平櫛田中(1872~1979年)が手がけた代表作で、21年ぶりの里帰り展示が同館で行われている「鏡獅子」と共演。もう1枚は、星空版世界遺産「星空保護区」に認定されている美星町地区の夜空をバックに、主人公アムロ・レイが搭乗した「ガンダム(RX78―2)」と美星天文台(同町大倉)をデザインしている。

 ロビーでアニメの紹介パネルとともに飾られており、写真撮影もできる。地元の小学1年の男子児童(6)は「かっこいいデザインで見られて良かった」と声を弾ませていた。

 月曜(祝日の場合は翌日)休館。ふただけの観覧は無料。

 ふたは公開終了後、絵柄に合わせて同館そばと同天文台に設置される。市観光交流課は「足を運んでもらうきっかけになれば」としている。

(2024年04月16日 17時47分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ