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岡山県内公立高 一般入試始まる 55校、6284人挑む

一般入試の学力検査に臨む受験生=操山高
一般入試の学力検査に臨む受験生=操山高
 岡山県内の公立高校55校で7日、一般入試が2日間の日程で始まり、初日は6284人が5教科の学力検査に挑んだ。新型コロナウイルスの5類移行に伴い5年ぶりにマスクなしで臨む受験生の姿が見られた。8日は面接が行われる。

 県立全日制50校には特別入試などの合格内定者を除く計5750人の募集に対して6138人が受験し、平均競争率は1・07倍(前年度1・09倍)と3年ぶりに低下した。最も倍率が高かったのは岡山工業デザインの4・00倍だった。

 操山高(岡山市中区浜)では内部進学者を除く163人の募集に対して200人が受けた。受験生は国語、数学、社会、英語、理科の順に試験に臨んだ。

 一般入試は定時制を含む県立51校と岡山、倉敷、玉野市立の計4校で実施した。朝日高(岡山市中区古京町)は例年通り国語、数学、英語で独自試験を課し、数学では空間を認知する能力が求められる図形分野をはじめ、考察力をみる問題が幅広く出題された。

 合格発表は18日。病気欠席者らが対象の追試も18日で、定員に達しなかった高校は2次募集を行う。県教委は今回、受験生にマスクの着用を求めておらず、新型コロナ感染者のための再度の追試も行わない。

(2024年03月07日 11時52分 更新)

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