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范曽美術館(岡山市東区)西大寺会陽に合わせ年に3日間だけの特別開館 今年は2月16日~18日【両備文化振興財団】

2024年02月14日 18時12分 更新
両備ホールディングス株式会社
戦争終結と世界平和への願いを込めて《新婚別図》などの作品を公開

范曽美術館(公益財団法人両備文化振興財団、所在地:岡山市東区西大寺上1丁目 両備バス西大寺バスセンター2階、館長:小嶋光信)は、2024年2月16日(金)~18日(日)の3日間限定で特別開館しますので、お知らせいたします。范曽氏は人物画の鬼才と称され、詩・書・画に優れた三絶の画家として、東洋の至宝と世界的に高い評価を受ける中国人画家です。范曽美術館は、毎年2月第3土曜日に開催される西大寺会陽にあわせて、年に3日間の期間限定で特別開館をしています。本展では、世界で絶えない戦争の終結と平和を願い、中国の詩人・杜甫の詩を題材に描かれた《新婚別図》を展示いたします。「新婚別」の詩は結婚してすぐに夫を戦争へ送り出す妻の悲しみを表現しており、本作が今一度平和へ思いをはせるきっかけになれば幸いです。年に一度のこの機会にぜひ、お越しください。<范曽美術館 https://yumeji-art-museum.com/hanso/>



■范曽美術館特別開館
開館月日:2024年2月16日(金)~18日(日)
概要:
范曽(はんそう)美術館は西大寺会陽を祝して、年に一度3日間限定で特別開館しています。
今年は、2月16日(金)から18日(日)までの3日間、その随一のまとまったコレクションの中から書や画など一部展示を替え43点の范曽作品を特別公開いたします。
本展では中国の詩人・杜甫の詩を題材に描かれた《新婚別図》のほか、中国の故事「胡蝶の夢」をモチーフに荘子の姿を描いた《夢蝶》を約10年ぶりに公開。疫病退散を記念し魔除けとして日本でも描かれる「鍾馗」を描いた作品の数々などもご覧いただけます。
展示点数:43点(予定)
范曽美術館外観
開催場所:范曽美術館(岡山市東区西大寺上1丁目 両備バス西大寺バスセンター2階)
開館時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)
入館料:大人1,000円、学生(高校生以上)500円、中学生以下無料 ※范曽美術館と西大寺鐡道ホール共通

本年は同敷地内の西大寺鐡道記念ホールにて両備グループ前身である西大寺鐡道のパネル展示を開催いたします。
展示概要:西大寺鐡道運行当時の写真パネル展示
展示数:約20点
※土曜日は西大寺鐡道ホールは14:00まで

アクセス:
岡山市東区西大寺上1丁目(両備バス西大寺バスセンター2階)
※駐車場はございません。会陽開催中で付近の駐車場も混み合いますので、公共交通機関をご利用ください。
<バス> 岡山駅〈10番乗り場〉より両備バス「西大寺」行き「西大寺バスセンター」下車
または岡山天満屋バスターミナルより両備バス「西大寺」行き乗車
「西大寺バスセンター」下車(岡山駅より約40分)。
お問合せ:夢二郷土美術館 TEL:086-271-1000

范曽《新婚別図》 范曽美術館蔵
范曽《鍾馗》 范曽美術館蔵
范曽《夢蝶》 范曽美術館蔵
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