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出血性大腸菌 岡山県が注意報解除 食中毒は3月末まで継続

岡山県庁
岡山県庁
 岡山県は9日、県内全域に出していたO157など腸管出血性大腸菌感染症の注意報を解除した。

 発令は昨年6月。県健康推進課によると、患者数が同12月5人、1月1人と解除基準(2カ月連続で5人以下)を満たした。2月は8日時点で1人。発令期間中の患者数は85人で、月別では昨年8月が24人で最多だった。集団感染は岡山市の飲食店(同6月)と美咲町の福祉施設(同8月)で発生した。

 同課は「解除後も食品の十分な加熱調理、食事前の手洗いなど感染予防に努めてほしい」としている。

 一方、ノロウイルスによる食中毒が多発する恐れがあるとして同11月に県内全域に発令した食中毒注意報は3月末まで継続する。

(2024年02月09日 10時55分 更新)

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