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一足早い春の雰囲気 17流派競演 60回記念 岡山県華道展が開幕

色鮮やかな花々を生かし、創意を凝らした作品が並ぶ会場=天満屋岡山店6階葦川会館
色鮮やかな花々を生かし、創意を凝らした作品が並ぶ会場=天満屋岡山店6階葦川会館
テープカットして開幕を祝う主催者ら
テープカットして開幕を祝う主催者ら
 生け花の地元17流派が競演する「第60回記念岡山県華道展」(県華道連盟、山陽新聞社主催)が7日、岡山市北区表町の天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館で開幕した。花の魅力を引き出した創意あふれる作品が並び、会場は一足早い春の雰囲気に包まれている。

 60回の節目を祝い、流派ごとに大作を生けた「流派席」を含め、初日は12流派が123点を出展。幅5・5メートルにわたりメタセコイアの切り株や竹の束にコチョウランなどを生けたり、カスミソウやスイートピーを組み合わせ春を演出した作品が華道ファンらの目を引いていた。

 開幕に先立ち開会式が行われ、県華道連盟会長の松田正己山陽新聞社社長が「流派の特性を生かした作品を楽しんでほしい」とあいさつ。久山順一県文化スポーツ振興監、若林昭吾県文化連盟会長、小山華山県華道連盟常任委員の4人でテープカットした。

 会期は14日まで。流派席は4日ずつ2期に分けて作品を入れ替え計21点、中作は2日ずつ4期に分けて計452点を展示する。午前10時~午後6時(8、10、12、14日は午後5時まで)。入場料は500円(高校生以下無料)。

(2024年02月07日 12時20分 更新)

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