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公立高特別入試 7600人挑む 岡山県内48校、学力検査や面接

特別入試の学力検査に挑む受験生=興陽高
特別入試の学力検査に挑む受験生=興陽高
 岡山県内の公立高校48校で7日、2024年度特別入試が2日間の日程で始まった。約7600人が出願しており、3月の一般入試に先立ち、共通の学力検査や面接、各校独自の作文などに挑んだ。

 興陽高(岡山市南区藤田)では農業、農業機械、造園デザインなどの5科で行い、特別入試の募集枠計160人に対して248人が受けた。担当者から注意事項の説明を受けた後、午前9時20分から国語、数学、英語の学力検査などに臨んだ。8日は面接がある。

 生徒の多様な能力や適性をみて選抜する特別入試は14年度に導入され、県立43校と岡山、倉敷、玉野市立の5校で実施。今回は県教委が県立全日制普通科で募集枠の上限を引き上げたことを受けて9校が定員を拡大し、総定員の1万660人の43・9%に当たる4677人を特別入試で募った。

 合格内定者は16日に中学校を通じて通知する。一般入試は3月7、8日に行う。

(2024年02月07日 11時42分 更新)

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