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辺野古、新護岸造成に着工 政府、南東部約100メートル

 辺野古南東部の「辺野古崎」周辺で、新たな護岸造成工事のため海に投入される石材=6日午前、沖縄県名護市沖(提供写真)
 辺野古南東部の「辺野古崎」周辺で、新たな護岸造成工事のため海に投入される石材=6日午前、沖縄県名護市沖(提供写真)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、政府は6日、辺野古南東部の「辺野古崎」と呼ばれる突端部分で、新たな護岸造成工事に着手した。政府関係者が同日、明らかにした。県によると、2013年の県の埋め立て承認に基づくもので、護岸の長さは約100メートルとみられる。

 6日に海上で移設への抗議活動をした市民によると、午前9時ごろ、大型クレーンが石材の投入を始めた。

 政府は1月10日、辺野古崎北側の大浦湾側に広がる軟弱地盤の工事に着手。地盤改良に4年以上の工期を見込み、並行して他の区域の護岸造成と埋め立てを進める。

(2024年02月06日 19時25分 更新)

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