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JR東海、純利益予想を上方修正 24年3月期、新幹線の利用回復

 JR東海は30日、2024年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を従来の1兆6270億円から1兆6580億円に、純利益を3080億円から3300億円に引き上げた。新型コロナウイルス禍からの新幹線利用の回復が、23年10~12月に当初の想定を上回ったためとしている。

 同時に発表した23年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比24・9%増の1兆2730億円、純利益が76・4%増の3187億円だった。

 観光やビジネス目的での需要が回復したことで、新幹線の運輸収入は、前年同期比29・4%増の9320億円だった。コロナ禍前の18年4~12月との比較でも94・8%にまで回復した。

(2024年01月30日 17時39分 更新)

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