パリ五輪女子代表の残り1枠を争う大阪国際女子マラソンは28日に行われ、東京五輪代表の前田穂南(天満屋)が出場する。2大会連続の大舞台が懸かる大一番で掲げるのは「2時間20分切り」。国内レースでは日本人女子未踏の“壁”を突破し、パリへの扉を開く。
胸にくすぶる二つの悔しさが27歳を高みに押し上げる。新型コロナウイルス禍の影響で1年延期となった東京五輪は万全の状態で臨めず33位。昨年10月に行われたパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」は強い雨に苦しめられ7位に沈んだ。「世界と戦えず、MGCでも出し切れなかった。もう一度オリンピックに出て、自分の最大限の走りをしたい」...
胸にくすぶる二つの悔しさが27歳を高みに押し上げる。新型コロナウイルス禍の影響で1年延期となった東京五輪は万全の状態で臨めず33位。昨年10月に行われたパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」は強い雨に苦しめられ7位に沈んだ。「世界と戦えず、MGCでも出し切れなかった。もう一度オリンピックに出て、自分の最大限の走りをしたい」...
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(2024年01月26日 11時26分 更新)