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バレンタインデーへ品ぞろえ多彩 岡山の2百貨店、売り場オープン

チョコレートの特設売り場で品定めする来店客=岡山高島屋
チョコレートの特設売り場で品定めする来店客=岡山高島屋
 バレンタインデー(2月14日)を前に、岡山市内の百貨店2店で24日、チョコレートの特設売り場がオープンした。近年は自分へのご褒美として買うのが主流となっており、各店は海外の高級ブランドや地元菓子店などの多彩な品ぞろえで需要の取り込みに力を入れている。

 岡山高島屋(同市北区本町)は8階特設会場に、初登場の30ブランドを含め国内外141ブランド約1500種類を用意。南フランス産のミントや蜂蜜を使った6粒セット(3888円)、岡山県矢掛町のカカオ専門店が手がけたフィナンシェ(5個入り1620円)などが並び、売上高は前年比10%増を見込む。

 来店を促すため、人気店のポップアップストア(期間限定店舗)を初めて開設。31日までフランスの老舗パン店が初出店し、開店直後から多くの買い物客らが列を作った。

 会社員の女性(23)=岡山市北区=は「自分用のチョコを探しにきたが、種類が多く目移りしてしまう。吟味しながら好みのものを見つけたい」と話していた。

 天満屋岡山店(同表町)は7階催場で130ブランド約1500種類を扱う。今年は創業195周年を記念し、地元にスポットを当てた品ぞろえを強化。井原市産のキクイモと天満屋グループがビル屋上で採取した蜂蜜を使った板チョコ(2592円)などを販売し、前年比10%増の売り上げを目指す。

 天満屋の倉敷店(倉敷市阿知)と津山店(津山市新魚町)は17日にコーナーを設けた。

(2024年01月24日 16時58分 更新)

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