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ペンギンやワラビー 赤ちゃん誕生 岡山・池田動物園 すくすく成長

灰色の産毛に覆われたマゼランペンギンの赤ちゃん=16日(園提供)
灰色の産毛に覆われたマゼランペンギンの赤ちゃん=16日(園提供)
愛らしい表情のパルマワラビーの赤ちゃん=16日(園提供)
愛らしい表情のパルマワラビーの赤ちゃん=16日(園提供)
 池田動物園(岡山市北区京山)で、ペンギンやワラビーなどの赤ちゃんが次々に誕生し、すくすくと育っている。親から餌を食べさせてもらったり、元気いっぱいに跳びはねたりする姿は愛らしさ満点で、訪れた家族連れらの人気を集めている。

 4月下旬に生まれたのがマゼランペンギンのひな1羽。特徴である黒色の2本線はまだなく、体の大部分が灰色の産毛に覆われている。同園でペンギンの赤ちゃんのお披露目は3年ぶりで、担当飼育員が「ほっけ」と名付けた。

 ふ化直後に100グラムだった体重は5月15日には千グラムを超え、順調に成育。飼育舎で両親が付きっきりで魚を与える様子などを来園者が写真に収めている。8月ごろには自力で泳ぐようになるという。

 小型カンガルーのパルマワラビーの赤ちゃん「メイ」は2月下旬に誕生。母親のそばで過ごすことが多く、大きな物音にも敏感だが、元気いっぱいに跳び回ったり、野菜や果物をかじったりしながら愛嬌(あいきょう)を振りまいている。

 エジプトルーセットオオコウモリにも5月5日に赤ちゃん1匹が生まれ、母親の腹にしがみつく愛くるしい姿を見ることができる。

 同園は「赤ちゃんの時期ならではのかわいい姿に癒やされに来て」と呼びかけている。

(2024年05月18日 20時04分 更新)

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