サッカーJ2のファジアーノ岡山は岡山県内の小学校を対象に、独自の出前授業を新たに始めた。技術中心のサッカー教室とは異なり、現行の学習指導要領が重視する「主体的・対話的で深い学び」に対応。競技に親しみながら子どもたちの考える力を育む内容にしている。
出前授業は地域貢献の一環で、日本サッカー協会公認の小学校体育サポートインストラクター資格を持つ普及担当の福中善久さん(42)がプログラムをつくった。体育や総合学習の授業の参考にしてもらうとともに、サッカーに興味を持つ児童を増やそうと、体力づくりやミニゲームなどで構成している。
昨年10月にスタートし、これまでに岡山、倉敷市の8校で実施。先月8日の倉敷市立柳井原小(同市船穂町柳井原)では福中さんらスタッフ3人が1~6年の29人を指導した。
子どもたちはボールに座ってバランスを取ったり、ドリブルで駆け回ったりし、3対3のミニゲームはチーム分けから自分たちで考えた。試合中には福中さんが「どうやったらボールを奪えるか」と問いかけ、児童は声をかけ合って相手を囲んだり、パスコースをふさいだりと仲間と知恵を絞ってプレーしていた。
「子どもの発想を広げられる内容で参考になった」と4年担任の男性教諭(62)。
各教育委員会を通じて出前授業の希望校を募集しており、福中さんは「できるだけ多くの学校を巡り、自発的にスポーツを楽しめる子どもを増やしたい」と話している。
問い合わせはファジアーノ(086―948―5654)。
出前授業は地域貢献の一環で、日本サッカー協会公認の小学校体育サポートインストラクター資格を持つ普及担当の福中善久さん(42)がプログラムをつくった。体育や総合学習の授業の参考にしてもらうとともに、サッカーに興味を持つ児童を増やそうと、体力づくりやミニゲームなどで構成している。
昨年10月にスタートし、これまでに岡山、倉敷市の8校で実施。先月8日の倉敷市立柳井原小(同市船穂町柳井原)では福中さんらスタッフ3人が1~6年の29人を指導した。
子どもたちはボールに座ってバランスを取ったり、ドリブルで駆け回ったりし、3対3のミニゲームはチーム分けから自分たちで考えた。試合中には福中さんが「どうやったらボールを奪えるか」と問いかけ、児童は声をかけ合って相手を囲んだり、パスコースをふさいだりと仲間と知恵を絞ってプレーしていた。
「子どもの発想を広げられる内容で参考になった」と4年担任の男性教諭(62)。
各教育委員会を通じて出前授業の希望校を募集しており、福中さんは「できるだけ多くの学校を巡り、自発的にスポーツを楽しめる子どもを増やしたい」と話している。
問い合わせはファジアーノ(086―948―5654)。
(2024年01月14日 18時55分 更新)