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避難所に熱々の本場カレー 「ネパール人協会」が炊き出し

 避難所で「海外在住ネパール人協会」が行ったカレーの炊き出し=13日午前、石川県珠洲市の県立飯田高校
 避難所で「海外在住ネパール人協会」が行ったカレーの炊き出し=13日午前、石川県珠洲市の県立飯田高校
 能登半島地震で甚大な被害が出た石川県珠洲市の避難所となった県立飯田高校で13日、「海外在住ネパール人協会」がカレーの炊き出しを行った。同市は大雪で厳しい寒さとなったが、スパイスの香りが利いた熱々のカレーに、被災者からは笑みがこぼれた。協会のジギャン・クマル・タパさん(44)は「困った時はお互いさま」と話す。

 同協会は2011年の東日本大震災をきっかけに被災地支援を開始。「ネパールの地震ではたくさんの支援をしてもらったし、ネパールカレーで身も心も温まってほしい」との思いで今回も被災地に駆け付けたという。

(2024年01月13日 17時33分 更新)

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