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ロシア、北朝鮮ミサイル使用否定 国連安保理、日米韓は非難

 10日、国連安全保障理事会のウクライナ侵攻を協議する緊急公開会合で発言するロシア代表(前列中央)(共同)
 10日、国連安全保障理事会のウクライナ侵攻を協議する緊急公開会合で発言するロシア代表(前列中央)(共同)
 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は10日、ウクライナ侵攻を協議する緊急公開会合を開いた。日本、米国、韓国などはロシアが北朝鮮から調達した弾道ミサイルでウクライナを攻撃したと非難。ロシアは「米国の誤った情報だ」と否定した。

 日米韓や英国、ウクライナなどの8カ国は、ロシアが北朝鮮から弾道ミサイルを調達したのは安保理決議違反だとして両国を非難する共同声明を発表した。9日にも日米韓など48カ国と欧州連合(EU)の外相が非難する共同声明を出しており、日米韓は2日連続の声明でロ朝軍事協力に圧力をかけた。

 山崎和之国連大使は「核・ミサイル関連技術の拡散を深く懸念している」と述べた。

(2024年01月11日 07時35分 更新)

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