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仏で立ち往生の航空機出発 インドへ、人身売買未確認

 25日、フランス・マルヌ県のバトリ空港を飛び立つ航空機(AP=共同)
 25日、フランス・マルヌ県のバトリ空港を飛び立つ航空機(AP=共同)
 25日、フランス北東部マルヌ県のバトリ空港で離陸を阻止されていた航空機に乗り込む搭乗員ら(AP=共同)
 25日、フランス北東部マルヌ県のバトリ空港で離陸を阻止されていた航空機に乗り込む搭乗員ら(AP=共同)
 【パリ共同】フランス北東部マルヌ県のバトリ空港に給油のため一時着陸し、組織的な人身売買の被害者が搭乗しているとの疑いで21日に離陸を阻止された航空機が25日、インド西部ムンバイに向けて出発した。人身売買は確認されなかったとして、人身売買に関わったと疑われて拘束されたインド人2人が釈放された。フランスメディアが伝えた。

 航空機は当初、アラブ首長国連邦(UAE)から中米ニカラグアに飛行予定で、300人以上が搭乗していた。うち25人はフランスに亡命申請し、ムンバイ行きに搭乗したのは276人だった。目的地がムンバイになった理由は不明。

(2023年12月26日 07時39分 更新)

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