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ファジ選手ら小学生に技術指導 岡山でサッカー教室、50人学ぶ

子どもたちを前にキックを披露する金山隼樹選手(手前)=政田サッカー場
子どもたちを前にキックを披露する金山隼樹選手(手前)=政田サッカー場
 サッカーJ2ファジアーノ岡山の選手、OBによるサッカークリニックが23日、岡山市東区升田の政田サッカー場であり、岡山県内の小学4~6年生約50人がプロの技術を学んだ。

 「岡山に恩返しを」と今季副主将のGK金山隼樹(35)、2018~20年に所属し選手会長も務めたDF増田繁人(31)、19年に在籍したFW中野誠也(28)の3選手が初めて企画し、コーチ役を務めた。

 シュート練習では「軸足に力を入れることを意識して」と中野選手がアドバイス。1対1の守備では増田選手が「相手との距離を縮められるかがポイント」と声をかけ、子どもたちが実践していた。

 サイン入りスパイクやウエアが当たる抽選会や選手によるプレーの実演もあり、金山選手がゴールキックを披露すると、歓声が上がった。岡山・芳明小6年男子(12)は「盛り上がって楽しかった。シュートの蹴り方が勉強になった」と話していた。

(2023年12月23日 16時14分 更新)

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