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16日オープン ゲレンデ準備進む 新見・いぶきの里スキー場

オープンに向けて造雪機がフル稼働しているゲレンデ=12日
オープンに向けて造雪機がフル稼働しているゲレンデ=12日
 岡山県の備中地方唯一のスキー場「いぶきの里スキー場」(新見市千屋花見)は、16日に今季の営業開始を予定している。ただ、いまだまとまった降雪がなく、ゲレンデでは1日約150トンの雪を生み出す人工造雪機をフル稼働して準備を進めている。

 氷を砕いて雪を造る造雪機は先月中旬から動かしており、メインコースには高さ4~8メートルの山が連なる。これを圧雪車でならし、全長約400メートル、幅15~20メートルのコースを整えていく。気温が下がれば水を噴射して雪を降らせる降雪機も加える。

 スキー場にはそり遊びやエアドームの滑り台が楽しめるキッズパークもあり、積雪状況を見ながら順次オープンする方針。昨季は約4万3千人が来場し、新型コロナウイルスの5類移行に伴うレジャー需要が回復した今季は、海外からの誘客も含めて6万人の集客を目指すという。

 運営会社の石田雄一社長(70)は「今後は雪も予報されている。シーズン到来を期待したい」と話した。

 営業は午前8時(16日は午前10時)~午後5時。土日曜と祝日のリフト1日券は、中学生以上4500円、小学生以下3千円、65歳以上3500円。オープン日に変更があればサイトに掲載する。

 問い合わせはスキー場(0867―77―2266)。

(2023年12月13日 19時20分 更新)

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