山陽新聞デジタル|さんデジ

少子化対策PRキャラ 最優秀2人 県が結果発表、9点をデザイン化

考案したキャラクターのパネルと並ぶ難波さん(右)と三沢さん
考案したキャラクターのパネルと並ぶ難波さん(右)と三沢さん
上坊副知事(手前)から賞状を受け取るキャラクターコンテストの受賞者
上坊副知事(手前)から賞状を受け取るキャラクターコンテストの受賞者
 岡山県は18日、県が最重要課題とする少子化対策の広報に活用しようと、子どもや家族をテーマに県内の小学生から募ったキャラクターコンテストの結果を発表した。子ども部門は倉敷市立庄小6年難波美空さん(12)、家族部門は岡山市立高島小4年三沢瑠璃子さん(10)の作品を最優秀賞に選考。優秀賞、特別賞を含む計9点をデザイン化し、少子化対策事業をPRするチラシやパンフレットに活用する。

 県の取り組みに関心を高めてもらおうと募った1518点を大学教授らが審査。両部門の最優秀賞各1点、優秀賞各3点に加え、特別賞1点を選んだ。

 18日は岡山市内で表彰式があり、上坊勝則副知事が受賞者に賞状などを手渡した。桃の仮面をかぶったヒーロー姿の男児「モモスケ」と子犬「サニー」のコンビを考えた難波さんは「元気な子どものイメージで、地域を明るくするキャラになってほしい」。三沢さんはマスカットやピオーネといった県の特産品にちなんだ名前の5人家族を描き「家族の大切さを伝えようと思った」と話した。

 優秀賞、特別賞は次の皆さん。(敬称略、数字は学年)

 【子ども部門】銀羽伊織(玉野・第二日比5)杉井結衣子(岡山・岡山中央5)多尾絆那(倉敷・岡田6)【家族部門】清水遥香(岡山・妹尾1)田中咲衣(倉敷・万寿5)安原菜乃佳(早島・早島4)【特別賞】広田樹(岡山・平福5)

(2023年11月18日 14時23分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ