ライフル射撃のアジア選手権は２７日、韓国であり、男子エアライフルで津山市出身の岡田直也（３３）＝ＡＬＳＯＫ、津山工高出＝が３位で来年のパリ五輪の国別出場枠を獲得し、事実上の代表に決まった。リオデジャネイロ、東京に続く３大会連続の五輪。

　岡田は６０発で争う予選を５位通過し、８人によるファイナルで２３０・６点をマーク。既に五輪切符を得ている国・選手を除く上位２人に付与される出場権をつかんだ。日本協会は来年３月末時点で強化指定選手であることを条件に、出場枠を獲得した選手を代表にするとしている。

　岡田は津山工高から進んだ大産大で競技を始め、２０１５年春に日本代表デビュー。五輪はリオ、東京大会ともに２０位だった。

　岡山県出身者のパリ五輪代表内定はアーチェリー男子の中西絢哉（２４）＝シーアール物流、岡山市出身＝に続き２人目。