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中国の李克強前首相が死去 68歳、突発の心臓病

 中国の李克強前首相
 中国の李克強前首相
 3月5日、中国全人代で言葉を交わす習近平国家主席(左)と李克強首相(当時)=北京の人民大会堂(共同)
 3月5日、中国全人代で言葉を交わす習近平国家主席(左)と李克強首相(当時)=北京の人民大会堂(共同)
 【北京共同】中国の李克強前首相が27日、上海市で死去した。68歳だった。国営通信新華社が伝えた。突発の心臓病だったとしている。2013年3月から首相を務め、18年3月に再選された。就任時は経済運営全般を取り仕切るとみられていたが、習近平国家主席の「1強体制」の確立に伴い、存在感は低下。今年3月に首相を退いた。

 李氏は最近、上海で休息していたが、26日に突発の心臓病を患い「全力の救命措置にもかかわらず」27日午前0時(日本時間27日午前1時)すぎに死去したという。

(2023年10月27日 10時10分 更新)

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