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米下院議長後任選びが本格化 ナンバー2出馬、難航も

 米ワシントンで記者団の取材に応じる下院共和党のスカリス院内総務=9月(ゲッティ=共同)
 米ワシントンで記者団の取材に応じる下院共和党のスカリス院内総務=9月(ゲッティ=共同)
 ジョーダン米下院司法委員長=9月、ワシントン(AP=共同)
 ジョーダン米下院司法委員長=9月、ワシントン(AP=共同)
 【ワシントン共同】米下院で3日に下院議長を解任された共和党のマッカーシー氏の後任選びが4日、本格化した。下院共和党ナンバー2のスカリス院内総務と、ジョーダン下院司法委員長が相次いで議長選への出馬を表明。党内の多数派と、前代未聞の解任劇を仕掛けた一部強硬派との対立は続いており、選出が難航する可能性もある。

 米メディアによると、下院共和党は10日に議長選候補者の主張を聴く会合を開き、11日に選出に向けた採決を行う予定。下院議長は大統領権限の継承順位が副大統領に次ぐ2位の要職。不在の異常事態が長引けば予算審議も滞り、政府機関一部閉鎖の危機が再び高まる。

(2023年10月05日 15時39分 更新)

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