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ロシア将校ら「混乱発生」と投稿 南部占領地域、住民ら避難か

 3日、ウクライナの前線を訪れ、兵士を表彰するゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府提供・ロイター=共同)
 3日、ウクライナの前線を訪れ、兵士を表彰するゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府提供・ロイター=共同)
 【キーウ共同】ウクライナ南部ザポロジエ州メリトポリの市長は4日、ロシアが占領し、ウクライナが奪還を目指す市北東の要衝トクマクで、数日前からロシア軍の将校らが家族らの避難を急ぐなど「混乱が発生している」と通信アプリに投稿した。学校などが立ち退きを始め、行政機関や商店、市場の4日の休業が発表されたとしている。

 英国防省は4日、トクマク上空で9月下旬、ロシア軍の最新鋭戦闘機スホイ35が自軍の防空システムに撃墜された可能性が高いとの分析を公表した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、激戦地となっている東部ハリコフ州クピャンスクの前線付近の旅団司令部を訪れ、兵士らを激励した。

(2023年10月04日 18時39分 更新)

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