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家庭の余り物 総菜にして販売 倉敷で6日、学生ら食材募り

昨秋行われた「Re:マルシェ」の様子
昨秋行われた「Re:マルシェ」の様子
 家庭などで余っている食材の寄付を募り、総菜にして安価で提供する「Re:マルシェ」が6日、小ざくら保育園(倉敷市水島北幸町)で開かれる。食品ロス削減と地域住民の生活支援を目指し、社会福祉法人クムレ(同市栗坂)と川崎医療福祉大(同市松島)の学生が連携し、昨秋に続いて取り組む。

 9月下旬から同園の保護者や職員から食材の寄付を募っている。同法人が運営する就労支援施設「カフェ栗の家(おうち)」(同市栗坂)の利用者が調理やパック詰めを行い販売する。

 寄せられたカボチャ、ジャガイモ、レトルトカレー、コーンスープなどを使い、コロッケや煮物、天ぷらなどを作る予定で、1パック(1~2人前程度)200円で販売。寄付の協力者には半額で買えるチケットを配る。

 同法人は活動が定着するよう定期的にマルシェを開催する方針で「施設利用者の励みにもなるので、多くの人に利用してほしい」と呼びかけている。

 販売は午後4時からで、無くなり次第終了。問い合わせはカフェ栗の家(086―441―5601)。

(2023年10月05日 07時07分 更新)

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