大型車のタイヤが走行中に外れる事故を防ごうと、中国運輸局岡山運輸支局は4日、岡山市北区今岡の山陽自動車道上り線吉備サービスエリア(SA)で大型トラックのタイヤに緩みがないか確認する街頭検査を行った。
冬用タイヤに履き替える時季を前に初めて実施し、同運輸支局や岡山県警高速隊、県トラック協会から約20人が参加。SAに入ってきたトラックを1台ずつ止め、タイヤを固定するナットをハンマーでたたいて締め具合を確かめた。〈車輪脱落は人命を奪う悲惨な事故につながります〉〈さびたナットは清掃・交換〉などと記されたチラシを運転手に手渡した。
伊藤雄造支局長は「車輪の脱落は点検すれば防げる。タイヤ交換後は特に注意してもらうよう啓発していきたい」と話した。
同運輸支局によると、大型車の車輪脱落事故は2022年度、全国で140件あり、うち12月が39件と最も多かった。
冬用タイヤに履き替える時季を前に初めて実施し、同運輸支局や岡山県警高速隊、県トラック協会から約20人が参加。SAに入ってきたトラックを1台ずつ止め、タイヤを固定するナットをハンマーでたたいて締め具合を確かめた。〈車輪脱落は人命を奪う悲惨な事故につながります〉〈さびたナットは清掃・交換〉などと記されたチラシを運転手に手渡した。
伊藤雄造支局長は「車輪の脱落は点検すれば防げる。タイヤ交換後は特に注意してもらうよう啓発していきたい」と話した。
同運輸支局によると、大型車の車輪脱落事故は2022年度、全国で140件あり、うち12月が39件と最も多かった。
(2023年10月04日 16時23分 更新)