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海ごみ削減へ 旭川河川敷を清掃 岡山理科大生、21キロ回収

岡山市中区の旭川河川敷でごみを拾う岡山理科大の学生ら
岡山市中区の旭川河川敷でごみを拾う岡山理科大の学生ら
 岡山理科大(岡山市北区理大町)の学生でつくる社会奉仕団体・同大ローターアクトクラブは24日、岡山市中区の岡北大橋東詰め周辺の旭川河川敷で清掃活動を行った。瀬戸内海の豊かな環境づくりを目指す山陽新聞社の吉備の環(わ)アクション「里海 未来へ」の趣旨に賛同して実施し、学生21人が参加した。

 学生らは沿川約1キロを1時間半かけて清掃。草むらに散乱したペットボトルや空き缶、道端のたばこの吸い殻などを火ばさみで拾い集めた。橋の下にはバーベキュー後の網や炭もあった。回収したごみは全員で4種類に分別し、計量すると計21キロだった。

 同クラブ会長の3年宮下凌一さん(20)は「海にごみが流れ込まないよう川や用水路で回収することが大事。清掃活動を交流サイト(SNS)で発信してポイ捨て防止にもつなげたい」と話した。

 岡山県や日本財団でつくる瀬戸内オーシャンズX推進協議会の助成事業として、山陽新聞社が共催した。

(2023年09月24日 17時45分 更新)

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